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イギリスの歯科衛生士さんと！
歯科衛生士の杉山です。
去る2019年3月21日、株式会社ヨシダ主催のブラッシング指導や患者さんとのコミュニケーションに関する講演会が受講者約100名を集めて行われ、講師の一人として講演をさせていただきました。
メイン講師のTheodora Little先生は、キングズカレッジロンドン認定歯科衛生士・デンタルセラピストとして英国・スイスで勤務され、2017年、2018年にヨーロッパで「予防におけるベストリーダー」を受賞されている方です。
講演はブラッシングの前にコミュニケーション信頼関係、患者さんがブラッシングを正しくやりたい！教えてもらいたい！と思うことが大切ということを症例を交えてお話しされていました。
患者さんに正しく情報を伝えるためにも、歯科医療従事者自身もしっかりとしたセルフケアを実践することが重要なのですが、今回のセミナーでは歯間ブラシ、歯ブラシの練習を全員で行いました。参加者の方で普段フロスを用いていても、サイズを計測した正しいサイズの歯間ブラシを使用してみると、歯肉炎が原因の出血が起こり驚かれていました。
私の講演内容は、セルフケ指導に入る前の患者さんとの接し方を中心に、新百合ヶ丘南歯科のシステムや症例をお話ししました。
その後の23日(土)には、Theodora Little先生が新百合ヶ丘南歯科に来院され、当院のスタッフ全員に直接講義と実習をしていただきました。
当院でのTheodora Little先生による講演
院内スタッフ全員で歯ブラシ練習院長・スタッフ4人とTheodora Little先生でテーブルを囲み、歯間ブラシの正しいサイズ選びと歯間への通し方、歯ブラシの当て方・動かし方を練習、ディスカッションを含めとっても盛り上がりました。
T2T(touch to teach)による歯間ブラシの指導 
当院では私たちスタッフ全員が正しいセルフケア方法を自身に行うことで、より説得力のある丁寧な説明を患者さんお一人お一人にできると考えて実践してきています。
そのこともあり、当院に継続来院されている方は私たちとの情報共有により、虫歯、歯周病の病因論・予防方法を理解されている方が多く、新たにお口の中の病気ができる心配も解消され、みなさんに喜ばれている実感が有ります。
今後も私たちが院内、院外ともに情報を発信することで、より多くの方のお口の健康向上に繋がれば良いと考えています。
当院で実際に行なっているブラッシングパーソナルトレーニング（iTOP）